Mackie 802-VLZ3 Mixer User Manual


 
802-VLZ3

80-VLZ3
ノート:ミキサーが出力している信号をオーバーロード
またはショートさせないでください。内部信号にも影響を
及ぼします。
ステレオインプットとリターン:
モノ、ステレオ、その他
ステレオラインインプット、そしてステレオ Aux リター
ンは、Mackie の理念(今考えたのですが・・)を示すよい
例です。その理念とは「最大の自由と最小の頭痛」すなわ
ち「最小の手間で最大の効果を」です!ジャックの使用法
によりインプットとリターンは自動的にモノあるいはステ
レオに切り替わります。その仕組みを説明しましょう。
モノシグナルは、
L
MONO
)と記されたインプットま
たはリターンジャックに接続します。そのシグナルは左右
両方に送られ、アサインされたバスのステレオペアの中央
に現れます。
PAN
コントロール [24] で「パンを振る」こと
も可能です。
2 つのプラグによるステレオシグナルは、それぞれを
L
MONO
)そして
R
のインプット、またはリターンジャッ
クに接続します。この場合には
R
のジャックのジャックス
イッチが上記のモノ機能をオフにするのでシグナルはステ
レオとして現れます。
R のジャックに接続されたモノシグナルは、右のバスに
しか現れません。特別なイベントにのみにうってつけの洗
練されたテクニックです!
マイクスタンド
802-VLZ3 の底面パ
ネルには、別売のマ
イクスタンドアダプ
タを装着するための 3
つの穴(ネジ山なし)
が用意されています。
これにより、ミキサー
を標準マイクスタン
ドの上に設置し、プ
レイスタイルやお好
みに合わせて、その
高さや傾きを自在に
調整することが可能
です。
1. Atlas AD-11B マイクスタンドアダプタをご注文く
ださい(Atlas Sound 社が製造元であり、卸元です)
2. 3 つの「セルフタッピン」ねじ(6-32 × 1/4 インチ)
を使用してアダプタを 402-VLZ3 の底面に固定し
ます。
内部の回路基板を損傷する可能性があるため、
1/4 インチより長いネジを使用しないでくださ
い。また短いネジも使用しないでください。
インサート端子
TRSセンド/リターン)
Mackie の単一端子によるインサートは、3 芯の 1/4 イン
TRS フォーンを通じて行われます。これらはアンバラン
スですが、1 つのコネクタでミキサーアウトプット(センド)
とミキサーインプット(リターン)、両方の役割を果たし
ます(図 E
スリーブは双方の信号の共通グラウンド(アース)です。
ミキサーからのセンドはチップを通して外部機器に運ばれ
リングを通して戻ります。
インサート端子をセンドのみに使用
TS(モノ)1/4 インチプラグを、Mackie のインサートジャッ
クに半分だけ(最初にカチッと音がするところまで)差し
込んだ場合、プラグはジャックのスイッチを作動させない
ので回路のインサートループは開きません。従ってチャン
ネルのシグナルに変化はありません。そのままミキサー内
を流れ続けます。
この仕組みにより、通常の操作を妨げることなく、チャ
ンネルまたはバスのシグナルをインサート端子から外部に
供給することが可能です。
TS(モノ)1/4 インチプラグを完全に(2 回目のカチッ
という音がするところまで)押し込んだ場合、ジャックス
イッチが開いていわゆるダイレクトアウトの状態となりま
す。このとき、ミキサーの内部ではそのチャンネルのシグ
ナルは遮断されます(図 F
E
F
47 mm
273 mm
227 mm
2.0 kg