HP (Hewlett-Packard) 11.23 Frozen Dessert Maker User Manual


 
最終段階でのドキュメントの変更
OVO システム管理リファレンスガイド』
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アップグレードの際にエージェントタイプを DCE から HTTPS へ変更する場合は、すべてのノードの変更を短
時間 ( 数分以内 ) のうちに完了させる必要があります。また、移行した後は、すべてのエージェントが同じタイ
プになっている必要があります。
opcragt の機能を強化
OVO/UNIX opcragt に、サブエージェント ID の値として番号か名前で指定できるようになりました。動作
は、使用されている通信タイプが HTTPS DCE かによって異なります。
HTTPS 通信タイプの場合
subagent id 引数に名前が指定されると、選択ノードが直接処理されます。subagent id に番号を指定す
るには、subagt_aliases ファイルに subagent id から name へのマッピング情報が記述されている必要が
あります。
DCE 通信タイプの場合
subagent id に番号が指定されると、status start/stop コマンドが直接呼び出されます。 subagent
id に名前を指定するには、subagt_aliases ファイルにその名前から番号へのマッピング情報が記述されて
いる必要があります。
subagt_aliases ファイルには、デフォルトで次の 3 つの番号と名前のマッピング情報が定義されています。
(0 -> AGENT)
(1 -> EA)
(12 -> CODA)
subagt_aliases ファイルは以下にあります。
/etc/opt/OV/share/conf/OpC/mgmt_sv/subagt_aliases
番号と名前のマッピング情報が必要なときに、その定義が記述されていない場合、以下のエラーメッセージが表
示されます。
DCE ノードの場合
Can't find information for subagent id '< sugagent_id >' searching in
/etc/opt/OV/share/conf/OpC/mgmt_sv/subagt_aliases. (OpC40-340)
必要に応じて、マッピング情報を手動で subagt_aliases ファイルに追加できます。
HTTPS ノードの場合
サブエージェント XXX:
サブエージェントは登録されていません
使用例
サブエージェントのステータスを照会する例
opcragt -id CODA <dce_node_name> または <https_node_name>
Node <dce_node_name>:
OVO 管理対象ノードのステータス :
-------------------------
Control Agent /opt/OV/bin/OpC/opcctla (7052) が起動されています。
Message Agent /opt/OV/bin/OpC/opcmsga (7059) が起動されています。
BBC Local Location Broker /opt/OV/bin/llbserver (7060) が起動されています。
サブエージェント 12: