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このバージョンの概要
OVO/UNIX 8.1 の新機能
第 1 章
24
配布可能な OV Performance Agent
OVO/UNIX 8 には、次のような配布可能な OV Performance Agent パッケージが、OVO/UNIX Media Kit の一
部として用意されています。
• 以下のプラットフォーム用の OVO/UNIX 7.x DCE/NCS エージェント :
HP-UX、Solaris、Windows、Linux、AIX、Tru64
• 以下のプラットフォーム用の OVO/UNIX 8.x HTTPS エージェント :
HP-UX、Solaris、Windows、Linux、AIX
OVO/UNIX の多数のエージェントでサポートされる、配布可能な OVPA Media Kit が用意されています。
ECS 3.31 ランタイムのサポート
ECS 3.31 ランタイムファイルは、OVO 管理サーバーと、Solaris、HP-UX、および Microsoft Windows の管理
対象ノードでサポートされます。
OV Composer 3.31/3.33 のサポート
OVO 8 には、OV Composer 3.31 のためのまったく新しい統合モジュールが含まれています。OV Composer は、
簡単に使用でき、無償で配布される、当社製イベント相関処理コンポーネントです。OV Composer 3.33 は
NNM 7.5 で提供されます。詳細は、『OVO
システム管理リファレンスガイド
』を参照してください。
ECS 3.2 Designer のサポート
ECS 3.2 Designer が HP-UX 11.00 と 11.11 でサポートされます。
その他
❏ $AGENT_USER
設定済みのアプリケーションにユーザー名をハードコーディングする代わりに、$AGENT_USER 変数でユー
ザー名を設定することができます。これによって、常に OVO エージェントと同じユーザーで、アプリケー
ションを実行することができます。
❏ その他の新しい変数
以下の変数を使うと、メッセージの中でテンプレート名、条件名、条件番号を使うことができます。これら
の変数は、ログファイルのモニター、SNMP トラップのインターセプト、OVO メッセージインターセプタ
で使うことができます。
• $CONDITION_NAME
• $CONDITION_NUMBER
• $TEMPLATE_NAME
これらの変数を、たとえばカスタムメッセージ属性に指定しておくことで、一致したテンプレートや条件番
号を素早く知ることができ、現在の設定を改良する場合に役立ちます。
注記 これらの変数は、Advanced Monitoring とモニターエージェントでは使用されません。