既知の問題と回避策
HTTPS 管理対象ノードのインストール
第 7 章
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• opc_inst -s <mgmt server>
• opcactivate -s <mgmt server>
8. 症状 QXCR1000139502
非 root エージェントで OS-SPI サービス検出を実行中に問題が発生する
SPI がエージェントに分配される際には、ディレクトリ /var/opt/OV/SPISvcDisc は存在しません。その
ため、このディレクトリのパーミッションが ovswitchuser.sh が呼び出しによって変更できません。これ
が非 root の HTTPS エージェントで SPI サービス検出を実行しているときに問題が発生する原因になりま
す。
対策
この問題への対策としてスクリプトが用意されています。ovswitchuser.sh によって OVO/UNIX エージェ
ントを実行するユーザーを変更する前に、このスクリプトを実行する必要があります。HP-UX、Solaris ま
たは Linux の HTTPS 管理対象ノードで ovswitchuser.sh を実行する前に、以下のコマンドを実行してく
ださい。
/var/opt/OV/bin/instrumentation/ovcreatedirs.sh
ovswitchuser.sh を使ってエージェントをさらに別のユーザーに切り替える場合でも、このスクリプトは、
1 つのノードでは 1 度だけ実行しておけば十分です。
9. 症状 QXCR1000137734
OS-SPI ツールには、Linux Red Hat Advanced Server 2.1 では動作しないものがある
Red Hat Advanced Server 2.1 の HTTPS 管理対象ノードで次のアプリケーションを起動しようとすると、
以下のエラーメッセージが表示されます。
•Disk Space
• Print Status
• Processes
エラーメッセージ :
警告 opcacta (Action Agent)(29597) : 現在のワークディレクトリをユーザー opc_op のディレクトリ
/home/opc_op に移動できません。
パーミッションがありません。(OpC20-53)
ホームディレクトリに、0755 ( 大部分の UNIX システムでのデフォルト ) ではなく 0700 のパーミッション
が設定されている可能性があります。
対策
Red Hat Advanced Server 2.1 の HTTPS 管理対象ノードで、次のコマンド行 コマンドでユーザーを
opc_op に変更できるか試してみてください。
su opc_op
パーミッションに問題があって失敗する場合には、ユーザー root で以下のコマンドを実行してください。
chmod -R 755 /home/opc_op/
これでアプリケーションが動作するようになるはずです。
10. 症状 QXCR1000136922
Turbolinux ES 8J でエージェントのインストールが失敗する