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既知の問題と回避策
Internet Services (OVIS)
第 7 章
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Internet Services (OVIS)
1. 症状 QXCR1000089414
OVIS 統合が OVO/UNIX 8 で動作しない
OVO/UNIX 8 のインストールで、OVIS 5.20 を OVO/UNIX に統合しようとすると失敗します。
詳細については、次の eCare のドキュメントを参照してください。
http://openview.hp.com/sso/ecare/getsupportdoc?docid=QXCR1000089414
対策
OVIS 5.20 を OVO Unix 8 に統合するためのパッチは、次の Openview サポート Web サイトに用意されて
います。
http://support.openview.hp.com/cpe/patches/is/is.jsp
2. 症状 QXCR1000214514
OVIS 5.20 統合が %OvDataDir/datafiles のパーミッションの変更により動作しなくなる
OVO 7 DCE エージェントを OVO 8 HTTPS エージェントにアップグレード後、 OVO/UNIX に統合している
OVIS が動作しなくなります。これは、ディレクトリ %OvDataDir/datafiles のファイルパーミッションが
変更されたのが原因です。そのため OVIS はそのデータにアクセスできなくなります。
対策
OVIS をインストール済みのシステムに OVO 8 HTTPS エージェントをインストールすると、
%OvDataDir/datafiles ディレクトリとそのディレクトリ内のすべてのファイルのパーミッションがローカ
ルの管理者に対するフルパーミッションのみに変更されます。 IIS は、%OvDataDir/datafiles に格納され
た IopsTraceTable.mdb ファイルにアクセスするために IUSR_MACHINE パーミッションが必要です
そのパーミッションを手動で追加してください。
警告 OVO HTTPS エージェントは、"ovc -start" で起動されるたびにパーミッションをリセットし
ます。そのため、パーミッションの調整は、"ovc - start" の実行後に毎回行う必要がありま
す。
注記 Internet Services (OVIS) は、HP-UX Itanium IA64 ノード上の OVO HTTPS エージェント
と共存できません。 OVIS Probe は PA-RISC アプリケーションのため、Aries ダイナミックト
ランスレーションを使用します。OVIS Probe は、別のシステムにインストールしてくださ
い。