HP (Hewlett-Packard) 11.23 Frozen Dessert Maker User Manual


 
このバージョンの概要
変更された機能
1
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HTTPS 管理対象ノードへの情報の設定
OVO HTTPS エージェントでは、設定ファイル opcinfo nodeinfo を使用しなくなりました。ローカル側の
HTTPS エージェントの設定は、新しい OpenView 基本コンポーネント ovconfget(1) ovconfchg(1)
使って行なわれます。詳細は、HP OpenView Operations HTTPS
エージェント
コンセプトと設定ガイド
』を
参照してください。
変数がノードの設定の中で明示的に設定されていない場合は、次のコマンドを実行したときに空の文字列が返さ
れます。
opcragt -get_config_var <name_space>:<variable_name> <node>
それでもそのノードでは、デフォルト値がある場合には、そのデフォルト値が使われます。 DCE ノードでは上と
同じコマンドを実行すると、使われているデフォルトの設定値が表示されます。
プロセスを指定して特定の値を設定する場合の opcragt の構文は、HTTPS エージェントと DCE エージェント
とでは異なります。
HTTPS エージェントの場合は、次のような構文になります。
opcragt -set_config_var eaagt.opcacta:MAX_NBR_PARALLEL_ACTIONS=100 <nodename>
この場合、指定した値は名前空間 eaagt.opcacta 内のアクションエージェント opcacta のみに設定されます。
DCE 管理対象ノードの場合は、次のような構文になります。
opcragt -set_config_var 'MAX_NBR_PARALLEL_ACTIONS(opcacta)=100' <nodename>
指示文パラメータに渡される OVO メッセージ変数
指示文インタフェースにパラメータとしてメッセージ変数を渡す処理のデフォルト動作が変更になりました。
以前は、変数がオリジナルメッセージの属性に置き換わっていました。たとえば、次のように呼び出したとしま
す。
opcmsg msg_t=hello
このとき、<$MSG_MSG> は、[ 条件 ] ウィンドウの [ 属性の設定 ] エリアに指定されている値、たとえば「”This
is a hello message.”」に置き換わります。
以前の動作に戻したい場合は、 OPC_SET_MSGVARS_FROM_ORIGMSG TRUE を設定します。
:
すべてのエージェントプロセスに対して以前の動作に変更する場合 :
ovconfchg -ns eaagt -set OPC_SET_MSGVARS_FROM_ORIGMSG TRUE
opcmsgi プロセスだけに対して以前の動作に変更する場合 :
ovconfchg -ns eaagt.opcmsgi -set OPC_SET_MSGVARS_FROM_ORIGMSG TRUE