このバージョンの概要
OVO/UNIX 8.1 の新機能
第 1 章
25
❏ HTTPS ノード用の 新しい opctemplate 出力
opctemplate のリスト形式は、HTTPS ノード用に変更されました。
たとえば、HTTPS ノードに対して、次のコマンドを実行します。
opctemplate -l
すると、出力は以下の形式で表示されます。
'configsettings' 'OVO settings' enabled
'le' 'Cron (10.x/11.x HP-UX)' enabled
'le' 'OSSPI-HPUX-BadLogs_1' enabled
'le' 'OSSPI-HPUX-Boot_1' enabled
DCE ノードの場合は、従来の形式のままです。
LOGFILE "perftest" enabled
LOGFILE "tobi-test" enabled
LOGFILE "dynamic-log" enabled
LOGFILE "readbegin" enabled
LOGFILE "close-test" enabled
注記 HTTPS エージェントでの opctemplate は、ovdeploy のラッパーとしてだけ機能します。
ただし、フレキシブル管理サーバー (MoM) 環境で OVO を動作している場合には、
opctemplate がポリシーとして mgrconf ファイルをリストすることはありません。
❏ HTTPS エージェントではファイルパーミッションは変更されない
opcdeploy または ovdeploy を使って HTTPS 管理対象ノードに配布されるファイルのパーミッションは、
配布後も元のパーミッションと同じです。
opcdeploy または opctranm を使って DCE エージェントに配布した場合には、パーミッションは 600 に変
更されます。これらのファイルは、適切なパーミッションを設定した後でないと、管理対象ノードシステム
で実行することができません。パーミッションを変更するには、opcdeploy または opctranm を、対応する
chmod と共に呼び出します ( または、opctranm トラック (truck) ファイルで定義します )。
日本語、韓国語、簡体字中国語、スペイン語のローカライズサポート
OVO 8 から、以下の言語のローカライズサポートが行われるようになりました。
• 日本語
• 韓国語
• 簡体字中国語
• スペイン語
このサポートの範囲は言語ごとに異なります。各言語のサポート内容を以下の表にまとめています。
表 1-6 ローカライズされたソフトウェアとオンラインヘルプ
ロケール 英語 日本語 韓国語 簡体字中国語 スペイン語
Java UI とオンラインヘルプ ○ ○ ○ ○ ○
Motif UI とオンラインヘルプ ○ ○