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既知の問題と回避策
HA 環境での OVO/UNIX 管理サーバーのアップグレード
第 7 章
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HA 環境での OVO/UNIX 管理サーバーのアップグレード
ヒント OVO/UNIX 管理サーバーをクラスタ環境にインストールする場合は、インストール前に、『OVO
DCE
エージェント
コンセプトと設定ガイド
』 の「クラスタ環境での OVO 管理サーバーの管理」
の章を参照してください。クラスタ環境で OVO/UNIX を使う場合の概念や使用方法、トラブル
シューティング等の情報が記載されています。
注記 OVO/UNIX 8 では、クリーンシステムへのインストールと、OVO/UNIX 7.1 およびそのパッチ
バージョンからの移行
だけ
がサポートされます。OVO/UNIX 8 管理サーバーのホスト用として選
択したシステムに、これより前のバージョンの OVO/UNIX がインストールされている場合には、
そのインストールされた製品を完全に削除し、openview データベースインスタンスも削除する必
要があります。
警告 OVO/UNIX 8 管理サーバーシステムには、HTTPS エージェントをインストールする必要がありま
す。OVO/UNIX 8 管理サーバーシステムには、DCE/NCS エージェントをインストールしないでく
ださい。 DCE/NCS エージェントを OVO 管理サーバーシステムにインストールすると、システム
にダメージを与える恐れがあります。
HTTPS エージェントを OVO/UNIX 7 管理サーバーシステムにインストールしないでください。
OVO/UNIX 7 は、HTTPS エージェントと通信することができません。HTTPS エージェントのイ
ンストールを試行するとシステムにダメージを与える恐れがあります。
注記 ovoinstall は、CD のマウントポイントから実行しないでください。
注記 OVO/UNIX 7.1 から OVO/UNIX 8 へ移行する前に、Java UI とすべての DCE エージェントの
OVAS 機能を完全に無効にする必要があります。
注記 OVO/UNIX を日本語環境にインストールする場合でも、ベースとなる Network Node Manager
と UNIX OS-SPI のインストールダイアログは英語です。
1. 症状 QXCR1000139026
ノードタイプ (DCE または HTTPS) を変更するときはすべてのクラスタノードを変更する必要がある
OVO/UNIX 8 で仮想ノードを使う場合には、すべてのノード ( 物理ノードと仮想ノード ) が同じプラット
フォームタイプ (DCE / HTTPS) である必要があります。
DCE から HTTPS へのアップグレード時には、エージェントタイプの変更を極めて短い時間内 ( 数分以内 )
に行う必要があります。
注記 すべてのエージェントタイプは移行後も同じである必要があります。