HP (Hewlett-Packard) 11.23 Frozen Dessert Maker User Manual


 
既知の問題と回避策
HTTPS 管理対象ノードと NAT 環境
7
146
HTTPS 管理対象ノードと NAT 環境
1. 症状 QXCR1000136801
NAT ( サーバー IP アドレス ): Windows エージェントのインストールがハングする
NAT 環境 ( サーバーの IP アドレスが、エージェント側で変換される ) では、HTTPS エージェントのインス
トールがハングする場合があります。これはインストール時に使われる FTP によって発生します。すなわ
ち、Windows 2000 への FTP 接続がハングします。
対策
HTTPS エージェントソフトウェアは手動でインストールします。FTP は動作しない可能性が高いので、別
のファイル転送メカニズムを使う必要があります。
2. 症状 QXCR1000136802
NAT ( ノード IP アドレス ): HP-UX エージェントでブロードキャストアプリケーションが起動できない
NAT 環境 ( ノードシステムの IP アドレスが、OVO/UNIX 管理サーバー側で変換される ) では、アプリケー
ションとアクションを実行すると、即座に通信エラーが返される場合があります。
対策
問題となっているエージェントが、ping その他のコマンドを使って到達可能かどうかを調べてください。操
作については、HTTPS
エージェント
概念と設計ガイド
』の「HTTPS
ベース通信のトラブルシューティン
」を参照してください。
到達可能であれば、通信エラーのメッセージが間違っています。サーバープロセスを再起動して再試行して
ください。
このような状況が、NAT 環境にノードを追加したり、インストールした後で起きることは非常に稀です。ア
プリケーションが実行できれば、エージェントが到達可能である限り、エラーメッセージが再び表示される
ことはないはずです。