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このバージョンの概要
OVO/UNIX 8.1 の新機能
第 1 章
15
注記 この機能は、Windows エージェントでは使うことができません。Windows エージェントは常に
SYSTEM アカウントで実行する必要があります。ただし、インストールサーバーの場合は Domain
Administrator で実行する必要があります。
注記 DCE エージェントと HTTPS エージェントのどちらを使用した場合でも、OVO/UNIX エージェ
ントを非 root ユーザーで実行すると、オペレータ起動アプリケーションを実際に実行するユー
ザーは、常に現在のエージェントユーザーです。
詳細は、『HP OpenView Operations HTTPS
エージェント
コンセプトと設定ガイド
』を参照してください。
複数の OVO インストルメンテーションサーバー
HTTPS エージェントは、OVO/UNIX 管理サーバーと OVO HTTPS エージェント間の双方向認証を実現する新
しい認証の概念を使って、複数の OVO/UNIX 8 管理サーバーからインストルメンテーションデータを受け取る
ことができます。
Solaris 10 HTTPS エージェント
Solaris 10 は、以下のパッチをインストールすることで、HTTPS エージェント管理対象ノードとしてサポート
されるようになりました。
AIX HTTPS エージェント用の OS-SPI サポート
AIX HTTPS エージェント用の OS-SPI サポートが提供されるようになりました。以下のパッチが必要です。
1. 本書では、OVO/UNIX A.7.xx エージェントを DCE エージェントと呼んでいます。これは、以下のプ
ロトコルを使うエージェントを含む、HTTPS エージェント以外のすべての OVO/UNIX エージェント
のことを指します。
- 分散コンピューティング環境 (DCE)
- ネットワークコンピューティングシステム (NCS)
- SunRPC
表 1-3 Solaris 10 サポート用の HTTPS エージェントパッチ
パッチ名称
OVO on HP-UX OVO on Solaris
EventAction Solaris A.08.11
パッチ
PHSS_32411 ITOSOL_00391
Core Agent Solaris A.08.11.1
パッチ
PHSS_32887 ITOSOL_00406
表 1-4 AIX サポート用の OS-SPI パッチ
パッチ名称
OVO on HP-UX OVO on Solaris
OSSPI AIX A.03.10 パッチ
PHSS_33106 ITOSOL_00416