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最終段階でのドキュメントの変更
『Java GUI オペレータガイド』
第 6 章
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❏ 使用中のグローバル Java UI 設定を保存
Java UI のグローバルな設定が有効にされていても、すべてのユーザーで共有可能な構成ファイルの作成や
変更を行うことができるようになりました。以下の制限があります。
• opc_adm ユーザーは、いつでも設定を保存することが許可されています。
• OPC_JGUI_CONF_ALLOWED_USERS 変数にコロンで区切ったリストを指定して、設定の保存が許可される
オペレータを定義します。
許可されたユーザーは設定ファイルを、グローバル設定ファイルに影響を与えることなく、ホームディレク
トリに保存することができます。これらの Java UI 設定を、共通的に使うために共有の場所にコピーするこ
とができます。
OPC_JGUI_CONF_ALLOWED_USERS 変数の設定例は以下のとおりです。
/opt/OV/bin/ovconfchg -ovrg server -ns opc -set ¥
OPC_JGUI_CONF_ALLOWED_USERS user:custom_user_2
❏ 履歴メッセージのローディングをキャンセル可能
履歴メッセージは、アクティブメッセージとは異なり、opcuiwww プロセスでキャッシュされません。メッ
セージは履歴ブラウザを開くたびにデータベースからダウンロードすることが必要となり、時間がかかりま
す。メッセージブラウザがローディングを行っていると、Java GUI を他の作業のために使うことができま
せん。また、ローディングプロセスは、進行状況が表示されないので、どれ位の時間がかかるか予測できま
せん。
今回のリリースから、Java GUI を終了するのではなく、履歴ブラウザでローディングをキャンセルする機
能が追加されました。
❏ 選択したメッセージから新しい履歴フィルターを作成するためのポップアップとメニュー項目
Java GUI には、選択したメッセージ用の新しい履歴フィルターを作成するための項目が追加されました。
この項目には以下のいずれかの方法を使ってアクセスできます。
• 選択したメッセージ上で右クリック ( 項目をポップアップ )
• メインメニューで、[ アクション : メッセージ ] を選択
❏ メッセージブラウザのカラム内や[メッセージのプロパティ]ダイアログボックス内のURLをハイパーリンク
として表示
OVO/UNIX Java UI は、メッセージブラウザのカラムに URL をハイパーリンク付きで表示することができ
るようになりました。ただし、フラグ、重要度、および「受信時刻」や「送信時刻」のような時刻に関連す
るフィールドはハイパーリンク表示できません。
また、[ メッセージのプロパティ ] ダイアログボックス内のメッセージ、指示、および注釈のテキスト項目で
も、URL をハイパーリンク付きで表示することができます。
URL テキストが、ハイパーリンクとして表示されるには、"http://" で始まっていることが必要です。
❏ Java GUI のフィールドに [ 転送マネージャ ] を追加
Java GUI には、[ 転送マネージャ ] フィールドが用意されました。[ メッセージブラウザのカラムのカスタ
マイズ ] ダイアログでこのフィールドが選択されていれば、[ メッセージのプロパティ ] ダイアログとメッ
セージブラウザに表示されます。[ 転送マネージャ ] カラムの整列やソート順序などを指定したブラウザ設定
を保存することも可能です。