HP (Hewlett-Packard) 11.23 Frozen Dessert Maker User Manual


 
既知の問題と回避策
HTTPS 管理対象ノードのインストール
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Turbolinux ES 8J システムで、エージェントのインストールが失敗します。これは、Turbolinux ES 8J
は手動インストールのみがサポートされるためです。
対策
管理対象ノードに、パッケージ、パッケージ記述子、および opc_inst スクリプトをコピーします。
以下のコマンドを実行します。
chmod +x opc_inst
opc_inst -s <mgmt_server>
HPOvXpl パッケージはインストールされますが、postinstall スクリプトは失敗します。
opc_inst -s <mgmt_server>
HPOvCtrl パッケージはインストールされますが、postinstall スクリプトは失敗します。
cp <inst_dir>/HPOvCtrl.xml /var/opt/OV/installation/inventory
opc_inst -s <mgmt_server>
11. 症状 QXCR1000103186
Motif GUI を使ってエージェントを削除すると、エラー OpC60-800 が表示される
Motif GUI を使ってエージェントを削除すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。
ノード <node> でエージェントソフトウェアを削除できませんでした。(OpC60-0800)
対策
削除を行ったときに、これ以外のエラーが報告されなかった場合には、このメッセージは無視してかまいま
せん。
12. 症状 QXCR1000133707
仮想ノードから物理ノードを削除しても、ポリシーは削除されない
仮想ノードに属する物理ノードのリストからノードを削除しても、仮想ノードへの次回のポリシーの配布で
は、そのポリシーは削除されていません。物理ノードをリストから削除した後で、データベース内のリンク
された ( 仮想ノードの ) ポリシーも、管理サーバーに格納されている構成情報から削除されますが、物理
ノードには明示的に配布する必要があります。
対策
ポリシーを手動で物理ノードに再配布して、管理対象ノード上のポリシーを強制的にアップデートする必要
があります。
13. 症状 QXCR1000103060
エージェントのアップグレードすなわちパッチのインストールとエージェントの削除
エージェントのアップグレード ( パッチのインストール ) と削除は、配布コンポーネントを使って実行され
るので、パスワードは不要ですが、そのために、削除時に OpenView のコアコンポーネントが停止している
場合やコアコンポーネントをアップグレードしている場合は、リモートノードへの接続が切断されます。
エージェントを削除する場合
削除を開始したことが報告されますが、接続が切断され、削除結果が不明になります。
エージェントをアップグレードする場合
アップグレード中にエラーが発生すると、プロセスが起動されずに、エラーが報告されます。
対策