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既知の問題と回避策
HTTPS 管理対象ノードの実行時
第 7 章
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アプリケーションは起動されました。しばらくお待ちください。
エラー : プロセスは指定ユーザアカウントで起動することができませんでした。
詳細はエージェントのログファイルを確認してください。
Windows 上の HTTPS エージェントはユーザー opc_op を作成しません。 opc_op は、以前は管理ユーザー
ではなかったので管理者に依頼するということは推奨できません。
対策
Windows システムでは $AGENT_USER または administrator または、その他の既存のユーザーアカウントを
設定し、このアカウントでアプリケーションを実行してください。
6. 症状 QXCR1000138209
初期化でタイムアウトになると、Control によって ovconfd が強制終了される
遅いマシンまたは混雑しているシステムでは、ovconfd は初期化に 30 秒以上の時間がかかります。このよ
うな状況では ovctrl を使って ovconfd を起動することはできません。ovctrl によって起動されたプロセ
スが、設定された時間内に応答することに失敗した場合は、ovctrl によって強制終了させられます。このよ
うな状況では、OVO HTTPS エージェントを起動できません。たとえば、トレースを有効にしている場合
に、このような状況が発生します。
対策
設定情報の名前空間 ctrl.ovcd にあるパラメータ ACTION_TIMEOUT の設定を、次のコマンドを使って、た
とえば、120 秒に増やしてください。
ovconfchg -ns ctrl.ovcd -set ACTION_TIMEOUT 120
7. 症状 QXCR1000139256
構文 opcragt -set_config_var 'var(procname)=value' は、HTTPS ノードでは無効
特定のプロセスについて変数を設定するために DCE エージェントで使うことができたコマンドが、HTTPS
エージェントでは失敗します。たとえば、次のコマンドを実行する場合です。
opcragt -set_config_var 'MAX_NBR_PARALLEL_ACTIONS(opcacta)=100' <nodename>
管理対象ノードでの結果は次のようになります。
[eaagt]
MAX_NBR_PARALLEL_ACTIONS=opcacta)
本来は、次のようになるはずでした。
[eaagt.opcacta]
MAX_NBR_PARALLEL_ACTIONS=100
対策
次のように、プロセスの名前空間も同時に指定する必要があります。
opcragt -set_config_var eaagt.opcacta:MAX_NBR_PARALLEL_ACTIONS=100 <nodename>
この値は名前空間 eaagt.opcacta のプロセス opcacta だけに設定されます。
8. 症状 QXCR1000203203
削除したノードグループにリモートアクションのセキュリティルールが適用される
[OVO 登録ノードグループ ] から、リモートアクションの許可ルールの管理下にあるノードグループを削除し
ても、このグループにあったノードにこれらの許可ルールが適用され続けます。
リモートアクションの許可ルールは、次の設定ファイルに定義されています。