HP (Hewlett-Packard) 11.23 Frozen Dessert Maker User Manual


 
このバージョンの概要
変更された機能
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変更された機能
本項では、OVO 7.1 から変更された既存の機能をリストします。
OVO 管理サーバーのインストール方法
OVO 管理サーバーのインストールは、以前に比べてはるかに簡単になりました。ovoinstall ユーティリティに
よって、インストールのすべての手順のガイドが示されます。
注記 OVO は、Software Distributor UI を使って、または swinstall コマンド行を直接呼び出してイ
ンストール
しない
でください。
HP-UX では、集中デポサーバーの概念はサポートされなくなりました。ただし、ネットワークの NFS 応答時間
が短い場合には、NFS でマウントされたファイルシステムを使って、OVO/UNIX ソフトウェアをインストール
することができます。
OVO 管理サーバーへの情報の設定
OVO 管理サーバーの設定では、opcsvinfo 設定ファイルを使わなくなりました。
管理サーバーの設定は、OpenView の新しい基本コンポーネントに基づき、ovconfget(1) ovconfchg(1)
使って行うようになっています。
たとえば、変数 OPC_DIRECT_ACKN_LIMIT の値を 1 に設定する場合は、次のようにします。
ovconfchg -ovrg server -ns opc -set OPC_DIRECT_ACKN_LIMIT 1
詳細は、HP OpenView Operations HTTPS
エージェント
コンセプトと設定ガイド
』を参照してください。
変数がノードの設定の中で明示的に設定されていない場合は、次のコマンドを実行したときに空の文字列が返さ
れます。
opcragt -get_config_var <name_space>:<variable_name> <node>
それでもそのノードでは、デフォルト値がある場合には、そのデフォルト値が使われます。DCE ノードでは上
と同じコマンドを実行すると、使われているデフォルトの設定値が表示されます。
プロセスを指定して特定の値を設定する場合の opcragt の構文は、HTTPS エージェントと DCE エージェント
で違います。
HTTPS の場合は、次のような構文になります。
opcragt -set_config_var eaagt.opcacta:MAX_NBR_PARALLEL_ACTIONS=100 <nodename>
この場合、指定した値は名前空間 eaagt.opcacta 内のアクションエージェント opcacta のみに設定されます。
DCE 管理対象ノードの場合は、次のような構文になります。
opcragt -set_config_var 'MAX_NBR_PARALLEL_ACTIONS(opcacta)=100' <nodename>