HP (Hewlett-Packard) 11.23 Frozen Dessert Maker User Manual


 
このバージョンの概要
OVO/UNIX 8.1 の新機能
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管理機能の機能拡張
OVO/UNIX の管理機能は以下のように拡張されました。
Motif の管理者用 GUI: ノードグループを隠すことによってユーザーの作業範囲を最小化。ただし、他の
OVO 管理タスクには、追加ノードグループを使用します。
•HP-UXSolarisWindowsLinuxAIX、および Tru64 プラットフォームの OVO/UNIX 7.x DCE エー
ジェント用 OS-SPI
•HP-UXSolarisWindows、および Linux プラットフォームの HTTPS エージェント用 OS-SPI
OS-SPI は、OVO for UNIX Media Kit に付属の OVO/UNIX SPI CD セットに収録されています。
HTTPS エージェントと DCE エージェント用の、opcmon(3) opcmsg(3) Java API ラッパー。
•OVO Oracle データベースにすでに格納されている OVO メッセージのカスタム メッセージ属性を追加、変
更、削除するための API
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API opcsvapi.h: opcsv_api.txt で定義されています。使用例は、
itomessage.c にあります。
Pluggable Authentication Module (PAM)
OVO/UNIX ユーザーが Motif UI Java UI にログインする際に使用される外部認証機能のための Pluggable
Authentication Module (PAM) 統合。これは、OVO データベースに格納されているユーザー名とそれに対応す
るパスワードに基づいて行われる OVO/UNIX の内部認証機能の代替として使用できます。
OVO/UNIX 管理サーバーのシステム管理者は、PAM が提供する設定ファイルを使って、使用する認証メカニズ
ムの種類を指定することができます。
UNIX /etc/passwdKerberos、または LDAP など、各種の認証モジュールを使用することができます。
注記 PAM/Kerberos モジュールは、現在 HP-UX オペレーティングシステム用のパッチが用意されて
いないため、まだ OVO/UNIX 8.1 で公式に認定されていません。
高可用性環境
OVO 8 は、HP-UX 11.00 および 11.11 用管理サーバー向けの MC/ServiceGuard 11.1411.15 および HP-UX
11.23 PA-RISC 用管理サーバー向けの MC/ServiceGuard 11.16 の他に、Veritas Cluster 3.5 をサポートするよ
うになりました。
OVO/UNIX 8 は、Sun Solaris 管理サーバー用に、Veritas Cluster 3.54.0 Sun Cluster 3.03.1 をサポート
するようになりました。
OVO/UNIX 8 HTTPS エージェントおよび 7.x DCE エージェントは、高可用性環境で実行し、それらの環境
を管理することができます。
1. これらの API を使用するには、HP OpenView Operations for UNIX Developer's Toolkit のライセン
(LTU) を取得する必要があります。ライセンスを取得すると、当社から開発サポートの援助が受け
られます。